人形遣いのAちゃんと夜  デート。

 Aちゃんが ピザが食べたいとノタマワったので、窯焼きイタリアン  に入ったら、
今夜の一押し が  「 ウニのチーズフォンデュ 」
そして、メニューには 「 箱ウニ丸ごとクリームパスタ 」 も ( 箱ウニがついてくる らしい   )。
なんでこんなにウニ押し?と思いつつ、折角だからチーズフォンデュをオーダー。待つこと数分  。
気分はすっかり 「 記憶にないほど数年ぶりで食べるウニを あっつあつ のチーズに入れてやるっぅぅ 」 となっていたのに、
店員さんから 「 すみません、今、おわっちゃいました  」という非業のお言葉が 
 しかも 「チーズが切れちゃって… 」との理由らしい。
金曜の夜の、しかもまだ19時半でイタリアンがチーズ切らすのって、おい、ヤル気あるのかよ
とは言いませんでしたが、 すっかりその気になっていたのでオーダーの軌道修正がちょい大変でした

  もう20年位前になっちゃうけど、Aちゃんはとても人気の人形劇作品で全国を廻っていました。
その頃、私はマネージャーとしてスーツを着て旅公演に同行してましたっけ。
かなり大きな作品だったので、会場は客席数1,500とか2,000とかの大ホールもしばしば。
4トンロングの専用トラックで演具を運び、仕込みに5~7時間、1日2ステージ、終演後舞台をバラシて荷物積んでまた移動…
という旅公演が2~3ヶ月続くことも(人形劇の舞台は荷物多いよ~)。

人形と同じ髪型&衣装を着け、歌って踊って、もちろん生セリフで人形も遣う、
結構大変なステージを多い時は年間200回もこなしてた。

 ある時、旅公演の本番前に珍しくAちゃんが40度近い高熱を出すという緊急事態が。
舞台ぎりぎりまで横になってもらいながら、私の頭の中は “ 万が一 ” の場合のシミュレーションでいっぱい。
どんどん迫る開演時間。
そんな中、彼女がいつもと変わらず、メイクをして、衣装を着て、カツラをつけ、舞台袖で私に向かってにっこり笑った顔は
もうすっかり役になりきっていて、それを見た途端、「 あ、大丈夫だ 」 と思った感覚は、今でも想い出せます。
その日は大変心配しながらも、客席から誇らしく彼女を見守っていました。

そんな昔話しはさておき、あんなことやこんなことを喋り捲って
「すみません、そろそろ閉店ですけど…」と言われるまで居座る

ピザ、もっちもちで美味でした!
しかも、〆に頼んだデザートピザが絶品
リンゴ × シナモン × はちみつ × バニラアイスクリーム 880yen
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来月末は 「 リア王 」 の舞台だね、たのしみだ

 今日、他に気になった店
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