鎌倉には長ーく、長ぁく営業しているお店がたくさんありました。
最近はそんな素敵な空間もだいぶへってしまいましたが、
今月もうひとつ、私が生まる前からあったお店が閉店となりました。

ボタンだけを売っていた釦(ボタン)屋さんです。
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いつもお店の前には不思議なボタンがいろいろとディスプレイされていました。
何もなくなっているのであれー??と思っていたら・・・
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ボタンのひとつひとつがアクセサリーのようでした。
それらを並べるだけでお話しの出来そうな、深い森のようなお店でした。
でも、店内はまるで倉庫のようにかなり雑多で、ボタンの入った箱がとにかくひたすら無数に積まれていました。ボタンはおしゃれだけど、店内は決してそういうわけではなくって、それがまたおもしろかったんだけど。
1個の値段は数十円~数千円のものまで多種多様。
それはそれはワンダーランドでした。


富士ボタンさん、釦の世界をどうもありがとうございました。
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あー、これで「しんどう(手芸)」「ケイト屋(布地)」「富士ボタン(釦)」と、
50年以上鎌倉駅周辺にあった3っつの老舗手芸屋さんがなくなっちゃった・・・