1951年開館の神奈川県立近代美術館 鎌倉が
2016年1月31日(日)でいよいよ閉館です。
鶴ヶ岡八幡宮の敷地内という事もあり、
幼い頃から父に連れられて、母とともに、友人を連れて行った想い出の場所でもありました。
JRがまだ国鉄だった頃かな、近代美術館の企画展が新しくなると
鎌倉駅構内に大きな大きなポスターが貼られました。
ある時とても素敵なポスターが貼られて、駄目もとで駅員さんにもらえるかどうか聞いてみた事がありました。
「そんなの欲しがった人、初めてですよ。貼っておかないといけない期間があるから、
その期間が過ぎたら受け取りに来て。ポスターの下に名前書いておいてね」という返事が。
そのうち、駅に貼られる様々なポスターの下に色々な名前が書かれるようになって、
何度目かにまた鎌近のポスターがほしいって言いに行ったら
今度は「これに記入して」って大学ノートを出され、
ほしいポスターの名前とか、期間とか色々表になってました。
今だったら ちょっと信じられないけど、古き良き時代のお話しです。
さてさて。
戦後わずか5年でこの建物は斬新だったと思う。
蓮池のゆらゆら反射がアートな天井。
そーいえば、昔は源平池のハスの花も紅白に分かれていましたっけ。
鎌近と私の影のコラボ。
後ろの女性、日本髪&着物です。
ノグチイサム氏 コケシ 1951年 & 私の左手
16:30の 音の流れる風景
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