8月31日朝、目覚めたらモスクワから悲しいメールが届いていました。
ロシア国立オブラツォフ記念人形劇場(旧ソビエト国立モスクワ中央人形劇場)の重鎮、ビクターさんが永眠されたそうです。
人形劇の神様、セルゲイ・V・オブラツォフ氏(1901~1992)と共に活躍していた現役の人形遣いでした。

2015年3月、ぴぴ☆しあたーのモスクワ公演中にお会いする機会がありました。
『世界人形劇の日』のイベント時に、なんと!ぴぴ☆しあたーを覗いて下さって感激!
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後日、ロシア国立オブラツォフ記念人形劇場へ観劇に。
この日のプログラムは、おなじみの 『めずらしいコンサート』。
1946年~70年以上も上演され続けているトラディッショナルな演目です。
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一幕目と二幕目の間の休憩時間に、本番中の舞台を案内して下さいました。
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ビクターさんは、あの “ ピアノマン ” 役。
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かなりの重さの人形です。
これだけの大舞台で差し上げ遣い!すごい!
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終演時にはスタンディングオベーションに。
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劇場ホワイエには劇団員(人形劇俳優達)の写真が飾られています。
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こちら、終演後の人形劇場ロビーの様子。
夜の公演だったのでオトナが多い!
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劇場外壁の仕掛け時計はモスクワの観光名所にもなっています。
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亡くなる日までお仕事されていたというビクターさん。
今頃、オブラツォフさんと再会されているでしょうか。
ニンギョウゲキな人生・・・どうもありがとうございました。