只今、10月~11月にかけての、「客席ひとつの人形劇場  ぴぴ☆しあたー」 海外公演日程を調整中。
ありがたいことに 6ヵ国 8か所からお話しを頂いています。
せめて 2ヵ所は決まるといいなぁ。

2018年は、
  4月ブルガリア
  9月ロシア
10月ベトナム
11月イラン
とお断りをしてしまいました
メインは経費の問題です。ここ7年(というか、ぴぴ☆しあたーの初演から)、一度も公的機関の助成金がとれないので。
中には「ビザも航空券の手配も全てこちらでします!」と言って下さったところもあったというのに。

う~む。
もやもやと心のクモの巣に何かが絡まっていくような心境が 年が明けてもまだ続く。

理由はふたつ。

ひとつは、
ひとりで演具担いでの渡航がかなりキツくなってきちゃった。
元気で頑張れたとしても、海外公演はあともう数年がいいところ。

ふたつめは、
他国の人々に自分の作品を観てもらう機会を狭めちゃった。

渡航のチャンスがもうあと数えるほどであるのなら、
今年からは多少足がでても、お声をかけて頂いた所にはできるだけ行ってこようと思っています。

10年前だったらこんなこと考えなかったな。
“やっている事”は、増えていくばかりだったはず。

でも今は、もう数には限りがあるっていう心境になってきた。

最近は私が招聘された海外フェスティバルに参加する日本の人形遣いの方も増えてきました。
もしかしたら、少しは道をつくる事ができたのかもしれません。

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でも、数年前はまさか自分にこんな機会が訪れるなんて、夢にも想っていなかった。
これまでと、これからの 貴重な出逢いに感謝