フェスティバル最終公演を飾ったのは、カラギョーズ博物館にて大人向け演目の「Seeking of KARAGOZ」(50分/イスタンブール)。
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トルコ語さっぱりわからなかったけど、みんな大受け。オトナが大笑いしていました。
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もともと大衆芸能は大人が楽しむ為のものだったのに、いつのまにか子ども向けになってしまって、それをまた「オトナが楽しめるもの」として観客を探していこう…という締めくくりとなりした。
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演目の「カラギョーズの探求」というタイトルが、まんま物語っているよう。
↓この人はカラギョーズじゃないよ。
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↓派手にコケている方がカラギョーズ。
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「カラギョーズ」というキャラクターをやめたくなっちゃったカラギョーズが、もう一度頑張って行こうと決心するまでのお話し。
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カラギョーズマスターのHuseyinさん(中央)とアシスタントのErayさん
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またお土産頂いてしまいました☆
カラギョーズ&ハシバッドは必ず二人でワンセット。
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フェスティバル期間中にトルコ・ウニマ(世界人形劇連盟トルコセンター)がカラギョーズ・マスターのCengizさんを講師に迎えて人形作りのワークショップを1回2時間×5日間行っていました。こちらはワークショップに参加していた主催スタッフのSahanさん。時間切れで未完成だけれど、記念にどうぞと言われ、
えぇぇぇっ(✽ ゚д゚ ✽) 
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素材はかなり厚めの牛革。ハシバッドは4パーツ、カラギョーズは7パーツをカットアウトし、天然染料で色塗り&黒で縁取りをして、各パーツをつなげます。残りの色塗りと縁取り、パーツの組立は日本でやってみる事にしました。
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あと、ナフキンで作る素敵なバラの花も教えてもらいました。
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伝統芸能の持つ〈継承〉と〈存続〉と〈保存〉という多角的な問題を考えながら、パワフルなパフォーマンスを堪能する事が出来た有意義なフェスティバル。
企画した主催団体とスタッフ、そして参加した人形遣いのみなさんに心から感謝です☆
現代に生き続けているカラギョーズ・シャワーを浴び続けた1週間をどうもありがとうございました☆