5月、色々ありました。 順次ご報告です。
まずは 4/30(土)・5/1(日) 「 ひとみ座乙女文楽公演 」
今年の演目は 「 本朝廿四孝 ~ 奥庭狐火の段 」でした。
武田信玄の息子・ 勝頼 と
上杉謙信の娘・ 八重垣姫 の、
まさに " ロミ ジュリ " な 時代物。
どういうお話しかというと、武田と上杉の間に色々あって勝頼は切腹。
イケメンの勝頼 にぞっこん だった許嫁の八重垣姫は
勝頼の似顔絵を見ながら泣き暮らしの日々 。
そんなある日、お屋敷に来た新しい庭師 ( 菊の花作り師 )の簑作(みのさく)が
勝頼の似顔絵に瓜二つだったので、八重垣姫は一目ぼれ 。
なんと!積極的にアタックを開始します
蓑作ってば、実は切腹したはずの、愛しの勝頼さまでした びっくり!
しかし、謙信もそれ気づいちゃった。
謙信は簔作(勝頼)に諏訪湖の対岸への使いを命じて、そのあとに刺客をはなちます。
( ここまでが 「 十種香の段 」 )
( ここからが 「 奥庭狐火の段 」 )
勝頼が刺客に追われている事を知った八重垣姫は、もちろんパニック 。
どうにかして愛する勝頼を助けたいと、奥庭に祀ってある武田家の守り神 「 諏訪法性の兜 」へ祈願。
( 実はこの兜、上杉家が武田家より借りパクしていました )
姫の勝頼を助けたいという想いが通じ、兜に宿る狐の精が八重垣姫に乗り移っちゃう。
狐の通力を得た姫は、凍った真冬の諏訪湖を渡って ( 神渡り )、勝頼の元へと急ぎます。
勝頼と彼を追う刺客は諏訪湖を迂回するルートを通っているので、狐付きとなった姫は早い
けっこうスペクタクルです
奥庭の段は ほぼ八重垣姫のひとり舞台ですが、
早替えではお姫様の打掛が一瞬でキツネつきの衣装に変わるなど、見せ場もいろいろ。
出演者がみなで刺繍した八重垣姫(赤姫)の打掛け。
八重垣姫のお伴のキツネで、ちょこっと出させて頂きました。
すみせん、この場面 は 実際にはありません
舞台の合間に記念撮影 をさせて頂きました。
信玄餅 ならぬ 信玄棒~
◆ 夏休みには11回コースの 「 乙女文楽教室 (初級・上級) 」 が開催されます。
対 象*小学校高学年~高校生の男女
日 程*全11回(7/27・28 8/3・4・9・10・16・17・18・27・28)
講座費*無料(申し込み制 )
会 場*人形劇団ひとみ座スタジオ(東急東横線/元住吉よりバス)
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