11月上旬、横浜能楽堂の「施設見学日」に行ってきました~。
楽しかった~☆
桜木町から紅葉坂をのぼる。そろそろ紅葉が始まったかな。
横浜能楽堂正面入口。
ロビーも趣があります。
約150年近く前に建てられ、平成8年に横浜能楽堂開館にあたり蘇った本舞台。
舞台正面の鏡板、いわゆる「まつばめ」的なものですね、フツーは老松ですが…
華奢な松に、季節ものの白梅が描かれていて、根元には笹という、珍しい構図です。
一般的には「桧<ヒノキ>」が用いられる能舞台、
横浜能楽堂の本舞台は「樅<モミ>」で作られているそう。
華奢で優美です。
こちらは2階席から見た様子。
出演者が登場する「橋がかり」と、「揚幕」もよく見えます。
屋根のフキはこまかな木片(こけら)。
新築の舞台を踏む時に、この杮(こけら)がパラパラと落ちる事から
「杮落とし」と言われるのだそう。知らなかったわ~☆
楽屋や舞台裏にも入れて頂きました。
被り物を置いたり、
着用後の装束を掛けたり、
楽屋の奥には、鼓の調整に使用する火鉢と炭も。
「橋がかり」の入口、いわゆる舞台袖、「鏡の間」。大変神聖な場所だそうです。
板目の変わっている部分からは舞台という認識なので、白足袋を履いていなければ踏めません。
「揚幕」体験もさせてもらいました☆
左右で息を合わせて幕をあげます。
演目の場面に合わせて表情をつけるのだそう。
舞台上手側の「切戸」から舞台と客席をのぞかせてもらいました。
出る前には鏡で姿チェック?
結構、客席の見晴らしはいいですね。
松の絵の「鏡板」と、「橋がかり」を真横から見るとこんな感じ。
「鏡板」の後ろはこんな感じ。
「橋がかり」裏手の松。
毎月2~3本、公演があります。
楽しそうな演目や、ワークショップも!
そして、この「施設見学日」は毎月1回開催されていますよ~。
次回は12月8日(木)、要予約 Click!
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