来週の「 ひるまえほっと 」 の  放送にあたって、あれこれ資料が要るとのことで
 むかしの写真データ  をひっくり返しました
結構いろいろなことが  ふつふつと想い出される。

思い返せば、初めて Theatre for ONE ( ひとりの為の劇場 ) を創ったのが
ちょうど10年前でした。

ヨーロッパでは < Knee Theatre ( ニー・シアター )  > や
< Theare for one ( シアター・フォー・ワン )  >  と呼ばれるジャンルの、
箱型で覗き観る  人形芝居があります。

2006年3月に英国でリビングルーム・シアター
 ( 家を一軒劇場
に見立てて、各部屋でいろいろな催しものをするイベント)
  としての、ニー・シアターの合同公演に参加しま した。
英国や、イタリアや、バスク(スペイン北部)の人形遣いそのタマゴ達  5~6人だったかな。
それぞれいろいろな料理  を作って( 確か私は太巻き  を作った )、お客様をおもてなし
キッチンや リビングや 廊下には 様々な形のシアター・フォー・ワンのブースが並び、
家の中をゆっくりと廻りながら 「 ひとりの為の人形劇場 」 を楽しんで頂きました。

で、ありました、その時の写真データ
 タイトルは 「 フィッシング 」
 その時の人形がこれだ  
フィッシング2006 人形
で、 が 「 フィッシング 」の舞台
フィッシング2006 舞台
なんか、最初から 「 箱型 」 じゃなかったようです

その後、「 ひとりの為の人形劇場 」 をずっと創りたいな~と思ってはいたけれど、
形にすることができたのは 6年後の2012年3月

きっかけは 「 せんがわ人形演劇祭 」 への参加でした。

 

私にとって 人形劇の魅力は
「 物体 (モノ )である人形が 動いた瞬間に周りの空気が変わる 」  こと。

 

その魅力を存分に味わって頂きたくて、演技者と観客が の形にしてみました。

  その場の生のエネルギー、「 ライブ 」 の醍醐味を凝縮し、

  更に、「のぞく  人形劇 」でありながら、本格的な木彫りの糸操り人形作品に挑戦!

  マリオネットで上演する 「 ひとりの為の劇場 」 は非常に珍しい形態です。

・・・なので、レベルが追い付かず、
初演間際には作品をおろすことも考えたあの日々・・・

そんなこんなで ( 以下省略・・・ )、 先日はおかげさまで ぴぴ☆しあたーも 3,000覗き目  に。


こちらは 2013年に参加したデンマークのフェスでの
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